11日から12日にかけ金沢往復の移動と諸々の会議でパソコンに向か余裕がありませんでした。そのなかで印象に残ったお話しをします。石川県中小企業団体中央会の理事会での講演でエネルギーのお話しをお聞きしました。
世界のなかの日本のエネルギー環境を数字で表していただきました。
日本の総エネルギー需要に占める割合は45%前後、生活や生産活動に必要なエネルギーの半分近くが電気です。1975年の25%から増える一方です。そして、日本の一世帯当たりの停電時間は年間約10分、1966年の701分(約12時間弱)から減る一方です。
その他にも具体的なデータをもとにお話しをしてくださったのは、金沢大学の小川健一郎特任教授です。いかに人間が便利な社会で暮らしているかということ、電気が無ければ生きていけないほど電気に頼っている社会の現実があることを聞かせていただきました。
多岐にわたるお話から、未曾有の災害に直面してしか変わらない事があり、それが今現実となっているということです。さらに、国の政策や暮らし向きを変えなければならないことを、改めて教えていただきました。
あたりまえ、を見直す時が今ということでしょうか。やれば良いと解っていても動かない、動きたくない事ってありますね。それでも、良いと思うことを障害を乗り越えて実行する。そうでないと、安全安心な日本の将来は描けませんね。
エネルギー政策も一人ひとりの生活から。
それでは、今日はこのへんで。
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